思いがけず購入することができたチロリア/HEADビンディング ヒールピースのカバー,入金したらすぐに送っていただき手元に届いたのでさっそく修理。
はめ込む穴は4箇所。
差し込んで固定する部分は4箇所。
後方の2箇所はビンディング後ろ側に向かって「フック」状になっています。
差し込むときにスムースに挿入できるようにシリコンスプレーで潤滑しておきました。
フック状の部分をはめ込んで,後方にスライド。
手前の2箇所はウォーターポンププライヤーで挟んで圧入。
実際に挟む時には傷防止のためにタオルで保護。
左右それぞれ圧入したら完成。
もともとこのビンディングについていたものとはすこし形状が変わります。
おそらく1世代新しい「EVO」のものと同じカタチ。
しかし違和感はありません。
新しいヒールピースカバーは黒。
おそらくは、よほどのことがない限り割れてしまうことはないでしょう。
というのもこのビンディングでヒールピースのカバーが割れているのはワタクシが知る限り黄色ばかり。
スキー場の雪の上でこの黄色いプラスチックの破片が散乱しているのを見かけることが度々あるので加水分解なのか,紫外線でダメージを受けているのか,劣化しやすいことは間違いない。
同じビンディングのさらに古いモデルの黒いヒールピースカバーは傷だらけでも割れそうな気配なし。
お蔵入りにしていたビンディングを修理することができて大満足。
なんと,AG-TUNEさん、またヤフオクに出品されています。在庫していただいているのでしょう。
もう1セット購入してHEAD WORLDCUP REBELS i.GS RD R23についている同型のビンディング(御多分に洩れずコイツもヒールピースのカバーがついていない)も修理しようかしら。
案外こんな些細なことでも使用頻度の少ないスキーを使うきっかけになったりするものだし。