テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

自宅でスキーを収納するためのスキーラックを製作しました。

      2023/08/26

ゴールデンウィーク中、ふと思いついて自宅のスキー収納スペースにスキーラックを製作してみました。

 

 

わが家のガレージ奥にあるシャッターつき収納スペースは、奥行きが50センチほど、横幅は2.5メートルくらい。

 

中段、下段は棚になっていて、スタッドレスタイヤやスキーチューンナップテーブル、チューンナップグッズなどなどをしまっております。

スキー板は上段の棚に横倒しにして置いていたのですが前後に2台寝かせた上にさらにスキーを積み上げるという置き方をしていました。

スキーをもかせて、その上にさらにスキーを積み重ねると,大切なスキーに傷がつく可能性があるし、下に置いたスキーを取り出すのには大変な手間がかかる。

 

スキーのビンディングを「逃して」平面に並べたほうが安定するし台数もたくさん置くことができると思い、現物合わせではありますが製作してみました。

 

 

安価な2x4材を支柱にして,スキーを置くラックには1x4材を使って横に出す構造。

 

 

スキーを並べる「棚」部分はかなりの重量を支えなくてはならないので強度を出すように考えました。

いちばん下側はスキー3ペアを乗せますが、手前に支えの支柱を設置することが可能。この支柱は真上から荷重を受け止める構造にしたのでネジで止めるだけで十分だと判断。

メインの(奥の)支柱との接合は裏側から長いネジで固定して、裏側にL字型のステーをあてがい補強しています。

L型ステーの固定はスキーラック本体に使っている1x4材、2x4材を貫通してしまわないように配慮した長さのネジを使って固定。

このL型のステーも、ホームセンターでできるだけ頑丈そうなものを探しました。

上段のスキー1ペアしか乗せられない短い棚部分はさほど心配ないにしても、中段の棚がスキー2ペア、無理すれば3ペア乗せられるだけに必要な強度が得られているか何度も確認しながら製作。

完成後、収納スペースにセット。

奥の支柱を棚の上下の寸法と合わせてきっちりと嵌るようにして、下段のラックとあわせて支えるように作ってみたのがうまくいきました。

シャッターの収納部との兼ね合いで2段目、3段目はラックを短くして最上段は1台、2段目は2台、そして3段目は3台のスキー、合計6セットを無理なく置くことができます

 

 

幅の狭いスキーならもう少し置けるかな?

逆にファットスキーだとあまりたくさん置けそうにない。

参考までに、一番下の段、スキー片側分のビンディング高さをかわすのに13センチほど、上下のスキーのビンディングの高さをかわす必要のあるラック間で18センチ程度のスペースを開ければプレート付きのレース用スキーもうまく収まります。

ホットワックスをかけるときには、この収納スペース前に作業台を設置して作業をするのですが、ワックスをかけた後のスキーを置いて常温まで冷ますときの置き場所としても使いやすく重宝しています。(ホットワックスをかけたスキーを冷ますときにはスキーを立てずに、水平に置いておくのが望ましいのです。)

スキー板の収納が目的で製作しましたが、ホットワックスをかけるときの作業効率が大幅に良くなるという嬉しい誤算。

後日、ダイソーで裏面に粘着シートが貼り付けられた、簡単に貼り付けができるフェルト素材を見つけたのでスキーラック棚上面にフェルトを貼り付けてスキーに傷がつかないように処置。

ホームセンターで手軽に安価で購入できる1x4材,2x4材で(材料費トータル3000円ほど)十分な強度のあるスキーラックを自作することができて大満足。

必要な工具は木材をカットするノコギリと、ドリルドライバー(下穴を開けるためのドリル刃と、ネジをねじ込むためのドリルビット)、長さを計測するメジャーぐらい。

スキー、スノーボードの保管スペースによりますが、設計(構想)と計測をしっかりすれば、意外と簡単、安価にスキー、スノーボードの保管用ラックを製作することができるものです。


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