テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

予算50万円、スキーヤーの中古車選び

      2014/11/18

長年連れ添ってきた愛車、スバルレガシィB4を失って、次に買うクルマですが、まずは予算。

とりあえず事故の補償でいただける金額が、最初の提示ではなんとたったの27万円!

13年オチの車両なので新車価格の一割程度が相場ということですが、いくらなんでもこの金額ではマトモなクルマは買えません。

こちらにはまったく過失のない事故ですし納得いかないので交渉した結果、なんとか50万円支払ってもらえることにはなりましたが、低予算であることには変わりなし。

予算はさておき、クルマに求めるものとしてはまず実用性。

B4を購入してから家族が4人に増えて、近所に住む義父を乗せることも多々あるのでセダンでは少し手狭になってきました。

また、ターボのレガシィは燃費が町乗りでリッター6キロ、高速で10キロ程度のハイオク仕様なのでガソリン代がバカにならず、またタイヤサイズが純正で215/45R17,インチダウンしても205/55R16という扁平タイヤで非常に高価(特にスタッドレスが)で乗り心地も良くありません。

とはいえ、ハンドリングの良さや、雪道での走破性の高さなどレガシィの美点はわかっているので、2リッターNAエンジンのモデルのレビューを見てみると、SOHCエンジンのクルマが意外にバランスがよさそう。

燃費もよく、レギュラーガソリン仕様。しかも、スタッドレスはインチダウンして195/95R15が使えるのも大きなメリット。

50万円の予算であれこれと中古車を探してみると、いままで乗っていたB4と同じ形式のワゴン、BHならけっこう選べるのですが探せばもう一世代新しいBPもなくもないようです。

BHだと、SOHCモデルは137馬力。BPでは140馬力。実質的にはほとんど違いはなさそうですがほぼ同じグレードのBH5 B-SPORTの車重は1430キログラム。BP5 2.0iでは1350キログラムと80キロも違う!

コレは小さくない違いで、燃費にも走りにも軽いほうが良いに決まっています。

そう、BE5(B4)とBH5(ワゴン)のレガシィはものすごく重いのが難点なのです。

B4のまえの愛車、BG5GTBはマニュアル車だったこともあり、セダンのB4と変わらない車重だったはずです。

逆にBG5からの乗り換えでワゴンにしなかったのは、ターボ車だと1.5トンを越える車重になってしまうこと。車検ごとに支払う自動車重量税がかなり割高になるので敬遠したのです。

 これは聞くところによれば、3代目レガシィ(BE,BH)は先代モデルのボディを補強する事で剛性を上げたような設計だったのに対して4代目のBPやセダンのBLはまったくの新設計ボディなので必要な剛性を確保しつつも軽量化ができ、またエンジンの搭載位置なども細かく最適化されているらしいのです。

また、空力に優れたボディデザインで高速での燃費、走行安定性が向上していることと3ナンバー化することでトレッドを拡大し、ハンドル切れ角が増えているのも嬉しいところ。

これはやはりBP5が欲しい、と思って中古車を探すのですが、レガシィといえばターボ車か2.5リットルのアウトバックあたりが玉数豊富で2.0iはチラホラ見かける程度。

しかも、ターボやNAツインカムの2.0Rに比べると新車時の価格がいちばん安いくせに中古では相場が逆転しています。

つまり、50万円程度の予算でもターボ車やツインカムの2.0Rなどはチラホラみかけるものの2.0iとなるとなかなか見つかりません。

そんななか、中古車選びのgoo-netでさがしてようやく見つけたのがこのクルマ。

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平成17年式のレガシィBP5 2.0i Bsport。走行10万キロですがタイミングベルト交換済み。ワンオーナー車でディーラーでの定期点検を欠かさず行ってきた個体。

静岡県のお店なので実車を見にいくことが出来ないのが不安材料ですが問い合わせに対して丁寧に返答いただき、信頼できそうです。

車両価格35万円なのですが車検が来年7月まで残っていることもあり、名義変更手続きを自分で行うという前提で陸送日込みで約45万円という良心的価格の見積り。

ほかにもう一台、同じ年式の走行6万キロ少々のクルマが茨木市のショップにあり、見に行ったのですがこちらは車体価格が約50万円に諸費用あわせトータル71万円。

実際にクルマが綺麗ならばこのクルマにしようかとも思ったのですが、検査受け渡しとはいえ少々諸費用が高いことと、走行6万キロのわりには少々くたびれて見えたので静岡のクルマを購入することにしました。

まあ、レガシィを選ぶオーナーはそこそこクルマ好きでなおかつベーシックグレードである2.0iであれば手荒な運転はされていないと思われますし、ワンオナー車というのも好印象。

さらに、BP5レガシィが発売されて3年目「C型」のクルマというのも嬉しいところ。

というわけで、これからよろしくね、レガシィ君。

 - クルマ