テクニカルへの道~ROAD TO TECNICAL~

子連れ基礎スキーヤー奮闘記

スズキ レッツ4 リヤタイヤ交換

      2022/09/03

盆休みのミッションのひとつが嫁さんの通勤バイクのすり減ったリヤタイヤ交換です。

必要な工具は22mmのレンチ,12mmのソケットレンチ、5mmの六角レンチとタイヤレバー2〜3本。
そして、タイヤ交換ついでにバルブ交換も行なう場合は「バルブインサートツール」もあると便利。

リヤタイヤ交換の手順としては、まずマフラーの取り外し。

ダンボールなどを敷いた上に車体を横倒しにしてマフラーとシリンダーの接続ナットを5mm六角レンチを使って取り外し。

車体側面の12mmボルトを取り外すと車体からマフラー本体を取り外すことができます。

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マフラーを取り外したら車体を立ててリヤタイヤのアクスルシャフトのナットを取り外します。

22mmのレンチを使いリヤブレーキを握って回りどめをしながら足でレンチを踏んでやると簡単に外れると思います。

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ナットを取り外したらホイールを車体から取り外します。
外れにくいときは、車体左側から軽くプラハンで叩いてやると良いでしょう。

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ホイールが車体から外れたらいよいよタイヤの取り外し。

まず空気を抜くのですが今回はバルブを交換するので付いていたバルブをニッパーで切ってしまいました。

バルブを再利用する場合はバルブコアを押して空気を抜いてください。

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タイヤの空気が抜けたらビート落とし。タイヤレバーを2本使って片側ずつ行えばそれほど苦労しないでしょう。

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捨ててしまうタイヤならCRCなど吹き付けて滑りを良くするとさらに作業が楽になるかと。

(ただ、新しいタイヤを組み込むまえにしっかり拭き取ること。ゴムに悪影響を及ぼす可能性があります)

両側のビートが落ちたら、片側のリムの外へタイヤを外して、さらにタイヤの残りを外します。

 

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そしてバルブの交換。

ホイールの外に出ている部分は先ほどニッパーで切ってあるのでホイール内側のバルブ穴に残っている残骸を取り去り

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新しいバルブのキャップを外して

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ホイール内側からバルブを差し込み

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バルブインサートツールを

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バルブのネジにねじ込み

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あとはテコの原理でバルブを引っ張れば

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いとも簡単にチューブレスタイヤのバルブ交換ができます。
この手順は原付も大排気量のバイクもクルマも変わりません。

因みに以前、このバルブインサートツールの存在を知らないままチューブレスタイヤのバルブ交換に挑み非常に苦労した記憶があるので、このツールはクルマ、バイクのタイヤエアバルブの組みつけには必需品と断言しておきます。

さて、いよいよニュータイヤの組み込み。

本来なら「ビートワックス」というものをタイヤのビートに塗ってやるのですが今回は何処に行ったかわからなくなったので石鹸で代用しました。

 

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そしてホイールにタイヤをセット。

回転方向を間違えないようにして軽点(タイヤに白や黄色の丸印でマーキングされています。)をバルブの位置に来るように。

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あとは順番にタイヤのビートをホイールに落とし込むだけ。

そして、空気をいれて「ビート出し」をします。

原付のタイヤくらいなら頑張れば自転車用の手押しポンプでも出来るのですがあまりの暑さに心が折れて近所のバイク屋さんで入れてもらいました。
バルブのコアを抜きとって一気にエアを注入するのがコツのようです。

あとは逆の手順で組み込むだけですが、リヤのドラムブレーキはブレーキダストが外に逃げず、中に溜まってしまうのでこういう機会にパーツクリーナーで吹き飛ばしておくと良いでしょう。

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チューブレスタイヤのタイヤ交換は結構体力勝負、それなりに難易度高めの作業となりますが原付くらいならなんとかなるものですよ。

 

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