グルメ 読書

焼餃子 蜂須賀 敬明著

焼餃子 蜂須賀 敬明著

 

いつものFMココロの番組の本紹介でオススメされていたもの。

番組では文庫版の「皿の上のジャンボリー」として紹介されていたのですが図書館に蔵書があった単行本版を借りてみました。

あらすじは,第2次世界大戦の最中,東條英機首相の暗殺という任務に失敗した検見軍蔵は瀕死の状態で朝鮮半島に流されたが、焼餃子を食べて命をながらえる。

未体験の幸福感と美味の虜になった軍像は,究極の餃子を求め,世に広めることが使命だと思い定めて旅に出る。

韓国のマンドゥ,中国の蒸餃子,モンゴルのボーズ、ロシアのペリメニなどさまざまな餃子に出会い研究を重ねていく,というのが前半。

後半は日本に帰った軍蔵の仲間たちが散り散りになりながらそれぞれ究極の餃子を求め世に広めていく。

太平洋戦争末期から現代までに連なる壮大かつ感動的なストーリー。

最初はすこし突飛な設定に戸惑うものの読み進めていくとページを捲る手が止まらない。

この小説は全くのフィクションですが,今日本で一般的に食べられている焼餃子やラーメンは満州から引き揚げてきた人たちが持ち帰り日本人の口に合うようにアレンジして広まっていったものだということは聞いたことがあります。

著者と「焼き餃子協会代表理事」との対談がネット上にアップされていたのを読むとさらに餃子の歴史が興味深い。

そんなことは差し置いても,この小説とても面白いのでオススメです。


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