スキー板のへたり
2018/08/22
雪の少ないシーズン初めや春スキー、そして子供と一緒に滑るときなどは「セカンド板」で滑るようにしています。
真剣にスキーをするのであれば、メインで使うスキーにダメージがあると困るので万が一のための予備ということも含めて少なくとも2台のスキーは欲しい。
ということで「セカンド板」が必要なわけです。
まあスキーを新調するときには旧いものをセカンドに回せば済むハナシではありますし、ヤフオクで安いスキーを仕入れるというテもお手軽。
というわけで、ワタクシのセカンド板もご多聞にもれずで数年前にヤフオクで安く手に入れたディナスターを使っていたのです。
このスキーはモデルは旧いもののGSスキーがベースの上級者用モデルでサイドカーブがR16m、長さ172cmと使い易いサイズ。
スピードを出しても安定感があり扱いやすくセカンド板とはいうもののかなり気に入っていたものです。
しかし雪が少なくてマトモなゲレンデコンディションで滑ることがなかなかできなかった昨シーズン、このスキーを多用していて気になったのがエッジグリップが悪くなったこと。
気温が高めで溶けた雪が夜のあいだに凍ってしまったようなアイスバーンでまったくグリップせずかなり怖い思いをしたのです。(もちろんエッジはしっかり研いでありましたよ。)
おそらくスキーの「へたり」が原因でねじれ剛性(トーション)が低下したことでエッジグリップが悪くなったのだと考えられます。
とはいえあくまで「セカンド板」。基本的にスキーにダメージを負っても惜しくないように用意したものなので少々へたっていても差し支えないと思い今シーズンも継続使用しておりました。
まあアイスバーンはともかく雪が柔らかいときは問題ないかと。
しかし今シーズン、子どもとのスキーのときなど何度か使ったときに硬い斜面はもとより、ザクザクの雪のときにスキーが思ったように反応してくれずに滑りづらいことこのうえなし。
挙句の果ては滑りの調子がおかしくなってしまう始末。
年間の滑走日数が20日前後というなかで最大限の上達を目指しているワタクシとしてはコレは使うべきではない、と判断して2月の家族スキーで使ったのを最後に封印いたしました。
まあ、滑っていて調子が良ければ板が少々へたっていたところで問題ないのではありますが、滑りの調子を崩してしまうのであればダメですよね。
で新たなセカンド板を求めてヤフオクをチェックしてみたりするのですが皆さん考えることは同じで良さげなスキーは結構な価格まで跳ね上がるのが常だし、板のへたりは外見ではなかなか判断できないので中古のスキーは怖いし。
などと思っていたところで格安物件に巡り逢えたので非常にラッキーでした。