今シーズン新板筆おろしその2 フォルクルプラチナムCD
2018/08/21
先日滑りに行った六甲山スノーパーク。
初滑りのときにコースに雪の厚みが充分にあり、新しいスキーでもソールやエッジにダメージを負う心配はなさそうだったので新しい大回り用のスキー、フォルクルプラチナムCDを早速筆おろしすることにしました。
狭いコースの緩斜面でそこそこ混雑が予想されるなか、本気の大回りなど望むべくもないのは承知のうえですが、初滑りで使ったセカンド板のオガサカトライアンSでは165cmという短さとサイドカーブの強さゆえにエッジグリップが強く、キチンとしたポジションに乗れていないにも関わらずそれなりにターンできてしまう。
スキーが勝手にターンしている感があり、楽して滑るには良いけれどシーズン初めの基礎固めの為に適切なポジション、適切なスキー操作を練習するのにはあまりよろしくないと判断しました。
で、いきなり185cm、サイドカーブR20.3mのフォルクルプラチナムCDで練習するわけですが、緩斜面でスピードが乗らず「外力」の助けを借りることができない状態では難しさを感じます。
とはいえ、ガチのレース用大回りスキーほどシビアなわけではなく、ズラし操作もしやすい。
若干まったりとしたマイルドな挙動ではありますが185cmの長さにまったく違和感はなくフレンドリー。
雪がグサってきても広目のセンター幅とロッカーのおかげか思いのままのターンができます。
荷重ポイントは踵付近。
しっかりと踵付近に乗ってやると明確に板がたわみ、その後走る。
しかしその板 の走りもマイルドで決して身体が置いていかれるような性質の挙動ではない。
小回りも、プロペラターンのイメージでしっかり捻りが使えれば全然オッケー。
さすがにあまりにも緩斜面なので後半は失速しているところを無理矢理小回りしておりますが。
ということで、今回のスキーでは本来このスキーの持ち味を発揮できる使い方はしていないのですが、ポジション確認の練習用としても積極的に使っていこうと考えています。