さて、土曜日の事前講習翌日はいよいよ検定本番。
朝7時過ぎにはスキー場駐車場に着き準備をはじめます。
この日の天気予報は午前中は晴れ、午後からは雨になるようですが、おそらく検定は午前中に済んでしまうでしょう。
8時前にはゴンドラに乗ってゲレンデへ。
第一ゲレンデがオープンするまでは第二ゲレンデでウォーミングアップ。
前日に事前講習を受講していた面々も見かけます。
リフト乗り場で同じテクニカル受検者と一緒になり、リフトに同乗して少しお話したのですが、ワタクシよりもかなり年配のその方、しばらくスキーから遠ざかっていたのを久しぶりに再開されてテクニカルプライズへの挑戦だとのこと。
なかなかのガッツですね、頑張ってほしいものです。
前日の事前講習で指摘されたポイントなど確認しながら何本か滑り、第一ゲレンデが営業開始とともに移動。
一本だけコブを滑って第一ヒュッテへ受付に行きます。
ゼッケンは事前講習のときとは異なり69番。郵送での申し込み順でゼッケンが決められているようです。
クラウン5名、テクニカル18名が受検。
午前10時よりいよいよ検定開始。
大回り→小回り→総合滑降→不整地小回りの順に検定が進められます。
すべて第一ゲレンデの下から見て右側の急斜面。
不整地のみ未圧雪部分にできたコブを使用。
大回り
低いポジションをキープして切り替えで上に抜けないように気をつけて、山回りですこしねちっこくしっかりとスキーに乗り切り替えで外脚を動かしていく、ほぼ思い通りの滑りができました。
小回り
気温がぐんぐん上がり、大回りのときよりも斜面が荒れてきました。
事前講習でターン弧が大きいこと、ポジションが高いことを指摘されたので低いポジションでローテーションしないように気をつけて膝支点でのスキー操作で少し小さめのターン弧を意識して滑りました。
途中いちど雪面のギャップに脚を取られてしまいましたがなんとかリカバリー。
平静を装いながらゴール。うーむ、やらかしたか。
総合滑降
この頃にはかなり雪面が緩み、スキーが走らないことが予測されたので出だしで長めにクローチングを組んでスピードに乗せ、落ち込みでギルランデを2ターン。
その後スピードの落ちを嫌って浅回り。
構成は悪くなかったと思うが最後が少し雑だったか。
不整地小回り
2本あるコブのラインのうち大きいほう(昨日スノーボードの大会でできたコブ)を内側に段差ができているところが多々見られたので外側のラインを通って安全に降りる作戦が、なんと2コブ目で右側スキーのビンディングが誤解放してしまいスキーが外れて為す術なし。万事休す。
ゴールエリアの外からクラウン組の滑りを拝見しましたが、いやらしいコブの形状と雪に皆さん苦戦されていました。
ワタクシが合格しそうだと思っていたお二方もお一人は良い滑りをされていたもののもうお一人はクラウンとしては少々消極的な滑りになってしまったように見受けられました。
検定終了がお昼前。
ゼッケンを回収して13時に発表ということなので、検定バーン以外のゲレンデを散策に。
第四ゲレンデまで行ってみると結構な斜度の斜面もありました。
しかしこの日はかなり来場者が多くてリフト待ちもあったので第一ヒュッテに戻ってみるも空席なし。
仕方ないので持っていたカロリーメイトを昼食にしました。
そしていよいよ合格発表。
で、今回はクラウン・テクニカルともに合格者なし。
公正なジャッジではありますがかなり厳しい〜。
大回りがクラウン5名中2名、テクニカルが18名中4名しか合格点が出ていません。
小回りはクラウン3名、テクニカル4名。
総合滑降クラウン1名、テクニカル3名
不整地小回りクラウン1名、テクニカル1名と合格点を出すだけでも至難のワザ。
ワタクシは大回り75点、小回り73点、総合滑降74点で転倒した不整地小回りは71点。
ミスすると容赦なく減点されるような印象ですね。
しかしこの厳しいジャッジのなかで大回り75点頂けたのは大いに自信になります。
しかし、昨年は雪不足で検定自体が開催されず、今年も当初は雪が降らずまた駄目かと思ったところが天から恵みの雪が降って無事に開催。
そして検定一週間まえに長女がインフルエンザにかかり、感染して発症したらアウトだと観念したところをなんとか乗り切り無事に受検することができて幸運でした。
さて、練習頑張ろう！
滑降ログ
滑降距離13.4km
標高差2032m
最高速度70.7km/h
この日のシーズン券活用金額
箱館山スキー場 1日券4800円+駐車料金1000円の合計5800円
この日のシーズン券活用金額
シーズン累計30500円/39800円
