ガンマンの伝説 ロバート・B・パーカー著 菊池 光訳
「アパルーサの決闘」からのヴァージル・コールとエヴェレット・ヒッチのコンビが主人公の読んで楽しむ西部劇シリーズ三部作で楽しませてもらったのですが、ロバート・B・パーカーの西部劇は実在の人物「ワイアット・アープ」を主人公とした「ガンマンの伝説」が最初。
ワイアット・アープといえば,何度も映画化されている「OK牧場の決闘」の主人公であり,このガンマンの伝説でもそのストーリーを小説にしたものにすぎないのですが,ハードボイルドの巨匠ロバート・B・パーカーの手にかかるとこれがなかなか手に汗握る読み応えある小説に仕上がるわけです。
そして,やはり菊池 光氏の訳が秀逸。
楽しませていただきました。