2016/2017ニューモデルスキー 試乗記 まとめ2

ワタクシが、今シーズン試乗した2016/2017ニューモデルスキーのまとめその2です。

3月にヘッドのニューモデルスキーを試乗して、2016/2017年モデルのスーパーシェイプシリーズの出来が良いことを確認して年末あたりにヤフオクで出品されるのを待って購入しようと考えていたのですが。

4月の16日に滑り納めに行くことを決め、たまたまアルペン主催の試乗会がチャオ御岳で開催されることを知ったので早速電話で予約。
話のネタのつもりでさまざまなメーカーのスキーを試乗してみたわけです。

1日で試乗できる台数も限られるので今回も「テクニカルプライズ検定受験のためのショートターンメインのスキー」という観点で試乗するスキーをチョイス。
どのスキーもそれぞれ良く出来ていて、じつのところ甲乙つけがたいトコロです。

そのなかでも好感触だったのが
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この2台。
サロモンX-RACE SW 165cmは単純に履いて楽しいスキー。170cmも履いてみたのですが、ワタクシは165cm」のほうが好き。
そしてi.SUPERSHAPE SPEED 170cm は普段からヘッドのスキーに馴染んでいるワタクシにはいちばんしっくり来る。

そして、こちらはあまり強烈な印象はないものの、ソツなくバランスの取れたスキーたち。
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DYNASTAR SPEED ZONE 16 TI R21 RACING 168cmはどちらかといえば春のザク雪よりもハイシーズンのゲレンデで真価を発揮するタイプかな。
フォルクル プラチナムSW166cm
はこの日の雪質でも操作性が良くて好印象。ただ、センター幅が74mmもあるのでアイスバーンは辛いかも。良い板ですが、ワタクシ的には現主力機のヘッド マグナムとキャラが被るなぁ。

そして個性派の
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RC4 THE CURV CURV BOOSTER 164cm R13 は、かなりイカツイ見た目がいかにも手強そうな雰囲気を醸し出していますが、意外や乗り易い。かなりグリップ感・カービング特性が強いのにズラすことも出来るという不思議なスキー。
そして、エランSLX フュージョン165cm見た目にも独特な形状でとても個性的ですが、履いてみて違和感のようなものはなく、ちょっと元気の良いSLモデルといったトコロ。

そして、じつは今回の試乗でいちばん興味のあったスキー
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アトミックBLUESTER DOUBLEDECK 3.0 SX 165cmここ2、3年大きなモデルチェンジはなく、マイナーチェンジにとどまりますがそれだけ完成度が高いということでしょう。
このスキーはたしかにスゴイエッジグリップを感じますが、どちらかといえば「スキーに乗せられている感」が強くて板を自分の支配下に置いてコントロールしている感が希薄。
慣れれば、また雪質がマッチすればスゴイ武器になりそうではありますが。

そして、あまり興味なく、冷やかしで履いてみたのが
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オガサカTC SH 165cm
朝イチにGRプレート付きを試乗。最初はなんだかスキーがフラフラするような違和感を感じたのですが、板に荷重がかかりたわみ始めるとしっかりとグリップします。
スピードを出しても不安感はなく、しかし途中の少し斜度のあるところでショートターンをしたら、グサ雪なのにスキーが自由自在に動かせる(驚)。
この、スキーを思いのままに動かせるのにスピードをだしても平気な安定感の両立は予想外の新感覚。
朝イチだったからほかの試乗スキーよりも雪が滑りやすかっただけかもしれないと思い、午後からの試乗会終盤にもFLプレート付きを試乗して確認しましたが、やはりこのスキーは思いのままのターンコントロール性を持っていて大袈裟にいえばどんな雪でもどんな斜面でも自分の支配下にスキーを置いて好きなように動かせるのではないかと思わせる素晴らしいスキーです。
GRプレートのほうが少ししっかりしていてFLプレートのほうが綺麗にたわむような印象を受けました。

少しだけコブ斜面にも入ってみましたが、やはりターン始動時にスキーを動かしやすいのが大きな武器でかなり滑り易い。
コブが苦手なひともこのスキーならイケますよ!

ということで、来季の主力機は、このオガサカTC SHに決定!
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